日本人の6割以上の人が脳血管障害や心筋梗塞などの心血管病と、悪性腫瘍で亡くなっています。とりわけ動脈硬化を基盤に発症し、脳及び心血管病の背景となる生活習慣病の予防と治療は、今や国を挙げて取り組むべき重要な課題となっております。
検診を受けることでそういった予防や早期の治療が行えるかもしれません。何か気になることや検診をご希望の方はお気軽にご相談下さい。
日本人の6割以上の人が脳血管障害や心筋梗塞などの心血管病と、悪性腫瘍で亡くなっています。とりわけ動脈硬化を基盤に発症し、脳及び心血管病の背景となる生活習慣病の予防と治療は、今や国を挙げて取り組むべき重要な課題となっております。
検診を受けることでそういった予防や早期の治療が行えるかもしれません。何か気になることや検診をご希望の方はお気軽にご相談下さい。
胃がんリスク検診(ABC検診)とは、ピロリ菌感染の有無(血清ピロリ菌IgG抗体)と胃粘膜萎縮の程度(血清ペプシノゲン値)を測定し、被験者が胃がんになりやすい状態かどうかをA~Cの3群に分類する検診法です。
肺がんは、がんのなかでも治療成績の悪いことで知られています。その理由のひとつは、自覚症状で発見された時点で、すでに全身に広がっているケースが多いということです。すなわち肺がんは、胃がんや子宮がんなどとは違い、治療が期待できるような早い段階(早期肺がん)で発見されにくいという特徴があります。 しかし、肺がんの場合も検診によって、自覚症状が出る前の早期段階で発見すればQOL(生活の質)を下げずに治療することが可能です。そのためには、毎年肺がん検診を受診していただくことがとても重要です。
大腸がんは、早期に発見すれば高い確率で完全に治すこと(治癒)ができます。しかしながら、早期のうちは自覚症状がないことが多く、自覚症状が現れた時には既に進行している可能性があります。だからこそ、無症状の時に年に一度大腸がん検診を受け、早い段階で大腸がんを発見し、適切な治療を受けることが大切です。
前立腺がんとは、男性にだけ存在する前立腺から発生するがんです。前立腺がんは高齢者のがんといわれており、約90%が60歳以上の方で、近年 急激に増えてきています。前立腺がんは一般的に進行が遅く、発がんしてからがんと診断されるま でには数年かかります。また他のがんにくらべ、薬が効きやすいという特徴も あります。現在、健康診断でPSA(前立腺特異抗原)の項目が追加されたため、無症状でも発見されるようになりました。
肝炎には、ウイルス性肝炎、アルコール性肝炎、薬物性肝炎などがあります。ウイルス性肝炎のうち、B型肝炎ウイルスの感染によるものを『B型肝炎』、C型肝炎ウイルスの感染によるものを『C型肝炎』と呼びます。B型・C型肝炎による慢性肝炎は、放置すると肝硬変、肝がんなどに進行することがあります。B型・C型肝炎ウイルス検査を受け、感染している場合には、早期に適切な医療を受けましょう。